ファイナンシャルプランナーを選ぶ際に注意しなければならないポイントをご紹介します。
ファイナンシャルプランナーに最も求められるスキルは、年金や保険、資産運用、税制、住宅ローン、相続など、お金に関する幅広い専門知識です。
ファイナンシャルプランナーの仕事は必ずしも資格を必要とする仕事ではなく、誰でもファイナンシャルプランナーを名乗ることができます。
そのため、第三者に対し、ファイナンシャルプランナーとしての専門的な知識を有していることを証明するのがFP資格になります。
ファイナンシャルプランナーを選ぶ際には、FP資格を保有しているファイナンシャルプランナーを選ぶようにしましょう。
北米、アジア、ヨーロッパ、オセアニアを中心に世界24カ国・地域で認められている「世界が認めるプロフェッショナルFPの証」である上級資格です。
国際CFP組織「FPSB」と提携する日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(日本FP協会、東京都港区)が認定。
20年以上の歴史があり、一般的に広く普及しているFP資格です。
日本FP協会が認定。CFPの資格と同様に、2年ごとに継続教育研修が義務づけられており、研修を修了したFPのみ資格を保有しています。
国家資格のひとつで、1~3級まであります。
2級以上に合格し日本FP協会のAFP認定研修修了者は「AFP資格」の登録権利が得られます。
CFP・AFP資格と異なり、資格がなくなることはありません。
ファイナンシャルプランナーを選ぶ際に、まず確認すべきポイントは、得意分野と過去の実績です。 一口にファイナンシャルプランナーといっても、人それぞれ得意分野が違います。
ですから、自分が相談したい分野に強いファイナンシャルプランナーを選ぶことが重要になってきます。さらに、その分野での過去の実績が豊富にある人だと、経験をもとに最適なアドバイスが受けられる可能性が高くなります。
ファイナンシャルプランナーが、どのような分野が得意かを知るには、セミナーのテーマを見るのが良いでしょう。セミナーはそのファイナンシャルプランナーが得意とするジャンルの話をする場合が少なくありません。
例えば、マネーセミナーの講師を務めている人は、資産運用を得意とする人だといえます。
ライフプランに基づく資産形成、資産運用や、老後資金についてなどを相談したい場合は、マネーセミナーの講師が所属するファイナンシャルプランナー事務所に相談すると良いでしょう。
忘れてはならない確認ポイントが相談料に関することです。
ファイナンシャルプランナーに相談をする場合、一般的に1時間単位での料金設定がされています。
一時的な相談ではなく、継続してサポートしてもらいたいと思っている方は、顧問契約料などもよく確認しておきましょう。
事務所によって、料金設定にはかなりの幅があります。無料セミナーや無料相談を実施している事務所もあるので、まずはそちらに行ってみてから選ぶのも良いでしょう。
個別相談 | 無料 |
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在籍FPの保有資格 | CFP
AFP
FP技能士
※2
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無料セミナー会場 | 神戸国際会館など (定員15名) |
個別相談 | セミナー参加者は無料 |
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在籍FPの保有資格 | CFP
AFP
FP技能士
※2
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無料セミナー会場 | 自社 (定員10名) |
個別相談 | 5,000円(税別)~ |
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在籍FPの保有資格 | CFP
AFP
FP技能士
※2 |
無料セミナー会場 | 自社 (定員8名) |