ファイナンシャルプランナーに保険や家計の見直しを相談するタイミングについて説明しています。
人生には、いろいろなライフイベントが発生します。
就職や結婚、出産など様々なイベントに伴って家計や必要とする保証にも変化が生じるため、ライフイベントの発生は家計や保険を見直す絶好のタイミングと考えることができます。
イベントごとにアドバイスを掲載していきますので、興味のある項目を選んでチェックしてみてください。
両親と同居している場合は家計に大きな変化は起こりませんが、将来的なリスクに備えるため自分の収入に見合った保険に加入することがおすすめです。
考えられる保険の種類としては、終身医療保険、がん保険、生命保険が挙げられます。
FPからのアドバイス
まだ将来については漠然としたイメージしかできていないと思います。初任給から積立てを行う習慣を付けると、10年後には驚くほどの差が出ます。保険は後の掛け替えを考えて、必要最低限のもので構わないでしょう。
結婚したら、しっかりした保障が受けられる保険に加入します。女性の場合は妊娠すると保険に加入しにくくなるので、入院保障が充実した医療保険に早めに加入しましょう。
FPからのアドバイス
結婚すると、将来的に必要な費用(マイホーム資金や教育資金、老後資金など)の積立てが重要になります。独身時代の保険の見直しも考えるのに丁度よいタイミングです。
万が一のときの家族の生活のために、生命保険は死亡保険金がしっかり保障されたものを選びましょう。子供が22歳になるまでを目安に、その間は死亡時に最低2,000万円が保障される保険だと安心です。
この時期から学資保険や子供保険を開始すると掛け金も少なく、返戻率も有利になります。
FPからのアドバイス
子供が産まれると、夫婦の価値観が変わってきます。子供の成長とともに支出の内容も変化していくので、家計簿でしっかり家計を管理する習慣を付けるといいでしょう。
家族構成や生活によって、マンションか一軒家かなどの違いはありますが、自分の家を持ちたいと思う人は多いでしょう。
持ち家と賃貸のメリット・デメリットはいろいろとありますが、持ち家の場合は「年金で暮らしていく年齢になった時に家賃がかからない」という、将来への備えにつながるメリットがあります。
また、住宅ローンを借りてマイホームを建てる場合は、団体信用生命保険に加入するのが一般的です。団体信用生命は万一のときに住宅ローンの残債務を死亡保険金と相殺するもので、ローンが終了して住宅を残せる仕組みになっています。
団体信用生命と重複して生命保険に加入している場合は、ローンの返済も見越して無理のない掛け金の保険に見直すことが必要になるでしょう。団体生命が任意加入のローンもあるので、その場合は万が一のときに家を残せるような内容の保険に見直すことが必要です。
FPからのアドバイス
人生の中で最も失敗が許されない場面です。気に入った物件があっても飛びつかず、資金計画を立てて無理がないローンを組めることが確認できてから購入してください。
子供が就職して独立すると扶養も外れるので、定期保険などの補償額も削ることができます。老後のための貯蓄に重点を置いて、資産運用を始めるにも良いタイミングと言えます。
FPからのアドバイス
万一の時の保障を削って貯蓄に回したり、運用して増やすことが楽しめる時期です。老後の資金を確保しながら、余剰資金を思い切って投資に回してみるのも良いかもしれません。
介護が必要な親を扶養する場合、潤沢に資金があれば心配ありませんが、そうでない場合は、万一のことが合った時に親が充分な介護を受けられるようにしておく必要があります。
生命保険は、親と配偶者の両方にしておくといいでしょう。
FPからのアドバイス
介護にはいろいろな出費がつきものです。住宅ローンが残っている場合や子供の教育費など、様々な支出と重複することも多いので、親を引き取って介護する場合には家計の重要な見直しのタイミングと考えて、すべての支出を総合的に調整し直すことが必要になるでしょう。生活に支障が出てくる前にファイナンシャルプランナーに相談して、後のライフプランを組み直すようにしてください。
離婚すると男性には家族を扶養する義務がなくなるので、死亡保障を少なくすることができます。ただし子供の養育義務はあるので、子供を受取人にした死亡保障を残せるようにすると良いでしょう。
女性で子供を引き取る場合は、死亡保障が多いものを選ぶ必要があります。
FPからのアドバイス
離婚時には男性と女性の双方の意思疎通が上手くいかないことが多いですが、子供を基準として生活が成り立つように考えることで、合意に至ることができやすいように思います。子供の気持ちを大事に、後に禍根が残らないように配慮してあげることが大切です。
相続する資産が少なければ問題ありませんが、相続によって税金が発生する可能性がある場合は、終身保険などの補償を厚くしておく必要があります。
また、相続により大金を手にした人も、保険の見直しや資産運用について考えるべきでしょう。
FPからのアドバイス
相続が争続にならないように貯蓄や投資、保険、住居などの資産すべてを見直すことが必要です。資産の見直しから新たな家計のプランニングを行い、豊かな充実した老後生活が送れるようにしましょう。
また、大金を相続した場合も、保険の見直しや資産運用について考えるべきタイミングです。資産を守り、増やしていくために、資産運用が得意なプロのファイナンシャルプランナー(FP)に相談して決めることをおすすめします。
老後に生活資金で苦労しないために、現役時代からコツコツと預貯金や資産運用をすべきです。
とはいえ、資産を増やそうと、初心者がいきなり株やFXに手を出すのは危険と言わざるを得ません。
自己判断で失敗する前に、お金のプロであるファイナンシャルプランナー(FP)に相談することをオススメします。リスクとのバランスを考えた賢い資産運用方法を、プロと一緒に考えましょう。
FPからのアドバイス
まずは老後に必要になる金額を把握することが肝心です。現在、どのくらい貯蓄があるのか、セカンドライフをどのように過ごしたいのかによっても、オススメの金融商品や資産運用の方法は変わります。できるだけリスクを回避して、安心して老後を迎えられるよう、ファイナンシャルプランナー(FP)に相談してみましょう。
個別相談 | 無料 |
---|---|
在籍FPの保有資格 | CFP
AFP
FP技能士
※2
|
無料セミナー会場 | 神戸国際会館など (定員15名) |
個別相談 | セミナー参加者は無料 |
---|---|
在籍FPの保有資格 | CFP
AFP
FP技能士
※2
|
無料セミナー会場 | 自社 (定員10名) |
個別相談 | 5,000円(税別)~ |
---|---|
在籍FPの保有資格 | CFP
AFP
FP技能士
※2 |
無料セミナー会場 | 自社 (定員8名) |